円周率の日

今日は午前中は暴風雨でした。ベランダから見えるテレビのアンテナの線が切れて、風にたなびいていました。前のマンションの人は、テレビ大丈夫なのだろうかとか、どうやって直すのだろうかと思いました。暴風雨のときに外を散歩するのは、とても好きです。というわけで午前中は少し散歩しました。
 娘が春を見つけよう!と言うので、素敵なことを言うなと感心しましたが、保育園の先生がそう言っているようです。最近、春を感じます。良い香りの花が近所で咲き始めました。梅もとてもきれいです。梅がきれいだなあと思える心の平安に有難いなと感じます。

The Curious Incident of the Dog in the Night-Time (Vintage Contemporaries)

The Curious Incident of the Dog in the Night-Time (Vintage Contemporaries)

アスペルガー症候群の少年の話です。ですので、驚異的な数学の才能があるので、素数やら方程式がでてきます。記号や絵がところどころにでてきて、新感覚の小説ミステリーでおもしろいなと思いました。I went Marks and Spencer's in Cambridge.舞台は、イギリスです。行ったことがあるので、地下鉄とかなつかしい固有名詞がでてきます。小説の中の少年は、" Then I sat on the sofa and I read some more of the book I was reading called Chaos by James Gleick."ということですが、私もこの本持ってる持ってるとうれしくなりました。この本の中には、シャーロックホームズのことがでてきますが、イギリス人にとって、シャーロックホームズの細かい内容、登場人物は教養というより常識の一部であり、イギリス人の脳みそにしみついているみたいだなという印象を持ちました。夫がシャーロキアンだったので、家にはやたらシャーロックホームズに関する本がやたらあるおかげで、知らず知らず私も慣れ親しんでいます。その結果、このようなイギリス人が書いた小説を読む助けになっているのだなと思いました。知っているので、どんどん内容が理解できるわけです。無駄なことはひとつもないのだなあ。とても楽しめました。この作者の他の小説もぜひ読みたいです。
Avenger (Star Trek)

Avenger (Star Trek)

あまりよく分からなかったです。
But never, nerver, never, nerver, never give up.
Dark Victory (Star Trek (Unnumbered Paperback))

Dark Victory (Star Trek (Unnumbered Paperback))

続けて、2冊目。前より少し慣れてきました。Klingon cafeでcafeしてみたいな。p93にCarl Saganというastronomerがでてきて胸がおどり!でした。p102で、Heisenbergという名の部屋がでてきて!!でした。おお、そしてKirk船長の結婚式で!!!でした。後、p240にSchroedingerがでてきて!!!!でした。ああ、Deep Space 9、なんてすばらしい響き・・・。甘美。もっと新しい世代のも読みたいです。
岩波講座 物理の世界 素粒子と時空〈1〉核子が作る有限量子多体系

岩波講座 物理の世界 素粒子と時空〈1〉核子が作る有限量子多体系

!と思ったことを覚書のために書き出しておく。
「ゼロレンジのスキルム力や有限レンジのガウス関数からなるゴグニー(Gogny)力などを用いれば、運動方程式はほぼ解析的に書き下せる。また核物質の飽和性を再現するには、密度依存力を含める必要がある。ゴグニー力のような適切な有効相互作用を用いた場合には、広い領域の原子核の結合エネルギーや半径をかなりよく再現できる。」
AMDでは、パウリブロッキングは自動的に出てくる。」
AMD計算は各イベントについて数百fm/cの長時間続けるが、その時点で生じている破砕片は励起している。それらは、長時間かけて粒子を放出し基底状態となるはずであるが、そこまでAMDで計算するのは計算機の無駄遣いなので、‘統計崩壊コード‘で計算する」
波束を用いた原子核衝突のシュミレーションが一番おもしろかったです。
狂気の核武装大国アメリカ (集英社新書 450A)

狂気の核武装大国アメリカ (集英社新書 450A)

人工衛星戦争やら、超音速軍事用宇宙飛行機、宇宙レーザー兵器、ロスアラモス国立研究所で行われていること、・・・驚愕の事実を沢山知りショックでした。私は知らないことが多すぎると思いました。著者は、医者でもあるので、実際に核兵器が使われた結果、人体に及ぼす影響がどのようなものなのかが詳しく触れられていました。それがまたショッキングでした。