衣替え

めずらしく夫が率先して衣替えをした。掃除もしてくれた。ありがとう。


W・Wのサバイバルガイド 福沢恵子著 学陽書房

この本は昨日に引き続き同じ路線の日本の女性によって書かれたもの。昨日のビジネスゲームと重複することもあり倍増して私の脳にインプットされる。本当に読んでいて元気をもらうし現実的で冷静になれる。非常にすばらしいので、ワーキングウーマンの十戒を書き写す。

1、汝、すべての人に愛されようと思うなかれ。
2、汝、自分を女性の代表と誤解するなかれ。
3、汝、男の嫉妬深さを忘れることなかれ。
4、汝、手柄を独り占めしようとするなかれ。
5、汝、自分だけは例外と思うなかれ。
6、汝、「同性はしょせん信用できない」と思うなかれ。
7、汝、会社に身を売り渡すなかれ
8、汝、努力は必ず報われると思うなかれ
9、汝、この世にユートピアがあると思うなかれ
10、汝、自分を愛することをやめるなかれ

そして、文中の気になる部分も以下に書き記す。

イメージせよ!!
イメージの内容は、自分の理想像を作って、自分のやっていることが自分のためにもなってるし、社会のためにもなっているという思い込みを持つことが一番です。自分には生きている価値があると信じ込むことは、幻想かもしれませんが我々にとって、それはとても大事なものなのです。あなたは価値があるとまずは他人じゃなくて自分自身で保障しなきゃいけないんです。それはトレーニングでできます。「私がこの世の中に生きて何かやることには意味があるんだ」と自分が思わないと生きていけないし、どうしても思えないとしたら病気ですよ。

つまり自己肯定というのは自分のやっていることは全部正しいと思うことじゃなくて、「私は自分の限界の中でやれることをやっている」と思えることです。「もしうまくいかなくてもそれは自分のせいばかりじゃない」という言い訳を自分に許すことです。少しくらいしくじっても途中で誰かに抜かれてもとにかく走るのをやめない。これが一番重要なことなのです。「仕事が即、自分の生きる目標っだと考えて欲しくない」「会社には最初から期待しない。自分の人生を預けるようなものではないと、はじめから割り切ることが大事なんです。」


この筆者がいう「もやもや」は大学時代いや高校時代から強く意識しはじめたことだった。このもやもや(=生きにくさ)感は、あっ、こいういうことだったのかみたいなことが、今ようやく実感できて感無量である。なんと大学から15年!以上もたってようやくこうだったんだみたいなことに気づいたのである。