忘れ物
夫は非常に忘れ物が多い。一度や二度ではない。そして時には、パソコンすら電車の中に置き忘れてくる。腕時計を忘れてきたこともあった。たいてい忘れ物は、電車の中あるいは自分のオフィスに置いてくる。電車の中が一番多い。車中で仕事をしてから、そして、電車からおりるときに、全て忘れてしまうらしい。そんな時私はいつもあなたは、偉大な物理学者の証拠だと大いにほめる。昨日もまた家の鍵を忘れてきてしまった!なので偉大な物理学者だなあとまたほめると気をよくして笑っていた。ニュートンももの忘れがひどかったらしい。考え事をしていると、鍵とかそういう細かい事は記憶のかなたにとんでしまうらしい。
私も忘れ物をするが彼ほどはひどくない。
ということで、鍵を忘れてきて反省する間もなく、今度は傘をもっていくのを忘れていった。またか(笑)。
夫のセミナーに70歳の教授の方が必死にノートをとっているらしい。勉学の徒である。学びたいという姿勢に心打たれる。年なんて関係ないのかもしれない。それにしてもすばらしいなあ。学びたいという欲求は誰の中にもある基本的な欲求の一つなのだ。
良いサイトを見つけた!それはaudible.comだ。これは使える。David Suchetがナレータのagatha Christieのが欲しいなあ。
今日のwburは、"Netherland"の著者Joseph O'Neillが登場した。もちろんこの本もaudible.comにありaudioで聞ける。
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湯浅氏の日記は非常に心を打ち、泣いてしまった。
「12月7日 何かをつきつめて考え、成し遂げるためには人と離れること、孤独になることが肝要なかこと。」「4月4日 さらにもっと研究し続ける意思だったが、夜又のごとき執念になって残っている。」
「3月18日 ビエールキュリーがマダムキュリーに言われたように「どんなことが起ころうともたとえ魂のない肉体のようなものになったとしてもなお研究を続けなければならないだろう」」すさまじいまでの研究魂がこもった言葉ではないか。何が彼をそうさせたのだろうか。
「フレデリック ジョリオ教授の言葉」
「一、天才というものはない。努力があるだけである。」
「二、もし私達が熱心に仕事をすれば必ず働く場所はある。」
「三、人は歓びをもってするとき、偉大な仕事ができる。」
実に感動的な一冊であった。すばらしい一冊であった。英語はともかく、湯浅氏はきっとフランス語もドイツ語も使いこなされたのであろう。すごいなあ。本当にすごい人だ。
The Horse and His Boy (The Chronicles of Narnia)
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